「み」から始まる冒険者

元「トリックスターのプレイ記」。現在は主に自作漫画の進捗報告記。Comicoに「ひみつのなぎさ」を投稿中!

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現在、comicoにてベストチャレンジとして「ひみつのなぎさ」を投稿中
(c)未羊

2015.10.27 「ひみつのなぎさ」第5話投稿
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せらism☆第3話「初挑戦☆」その2

前回のあらすじ

 モデルとしてデビューするために社長と特訓をしたせら
 オーディション当日、先輩モデルの「木下あきら」と出会う
 この出会いが、せらにとって大きな意味を持つものになるとは知らずに…

 
 
「今日のオーディションって何をするんですか?」
急に内容が気になって聞いてみるボク。
「今日はウォーキングと面接の2つね。どちらにしても今のあなたならそう問題ないはず。」
オーディション、実際何をやるのか分からないのでその事でもせらは緊張していた。
「とりあえず、参加者控室まで行きましょうか。」
「はい。」
2人はオーディション控室まで移動した。

 ――オーディション控室

「うわー、女の子ばかりですね。」
「…、何当たり前な事言ってるの?女の子モデルのオーディションなんだから。
 いい?SERA。今までの特訓通りにやれば大丈夫だから、頑張りなさい。」
「はい。」
確かに、今回のオーディションは雑誌の少女モデルを決めるオーディション。
女の子だらけで当たり前である。
しかし、元々”男の子”のボクには女の子だらけの空間はかなりきつい物があった。
「…、せら。何でそんなに緊張してるか知らないけど、いつも通りの自分でぶつかってきなさい。
 そうすればきっと結果はついてくるわ。」
「そ、そうですね。思いっきりぶつかってきます!」
「えぇ、楽しんでらっしゃい。」
社長の言葉に少し緊張が和らいだ気がした。

オーディションは1人ずつ、審査員5人の前でのウォーキングと簡単な質問というものだった。
ボクの出番は14番目、参加者の中間ほどになる。
ちなみに、順番はくじ引きで決められた。
「次、5番の方どうぞ。」
呼ばれるたびに緊張の度合いが増してくる。
「ふふふ、すごく緊張してるみたいね。」
「あ、あきらさん。」
「今日初めてなんですってね。自分に自信を持ってぶつかれば問題ないわよ。
 あなた結構素材がいい感じだし、気持ちでどうとでもなると思うわ。
 でもね、『さん』っていうのはやめてほしいかな。」
「はい、わかりました。あきら…ちゃん。」
「ふふふ、ホント可愛いわ。」

『…、それにしても同じ感じがするわね、この子。まさか…ねぇ。』
あきらはSERAに何かしら不思議な感じを抱いたようだった。
違和感とも親しみともとれる、何とも奇妙なものだった。
『まぁいっか、いずれは分かるかも』
「それじゃ、あたし10番だからそろそろ準備して行ってくるわね。」
「はい、あきらちゃん頑張ってね。」
「ふふふ、言われなくても頑張ってくるわ。」

あきらとの会話で緊張がさらにほぐれたSERA。
「次、14番。SERAさん、準備お願いします。」
「はい!」

―――いよいよ、SERAの出番が回ってきたのだった。
SERAは無事にオーディションを乗り越える事が出来るのだろうか?!


  ―――その3へ続く

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